まず一戸建て住宅を建てる場合に、親からの贈与など、又は貯蓄がある場合は住宅ローンを組むにしろ負担は軽減できますが、皆さん全てがそうある訳ではありません。
又家を建てる若しくは、購入するタイミングですが、もちろん結婚を期にする場合、出産を期にする場合、子供が小学校に入学する前など、みなさんそれぞれの諸事情やタイミングにより実行する考え方は違いますが、今前述に上げた場合による例としては、比較的40歳までの割合の方が非常に多いといわれています。
家を建てるには、土地購入からの建築工事を必要とする場合、若しくは土地は所有済で建築工事のみを必要とする場合のこの二つに分かれますが、土地からの購入の場合で、建物を35坪前後の大きさで、住宅ローンの借入金額を、ざっくりと約3千5百万円以上で実行していると想定した時に、この金額を返済するにあたり、やはり早い段階で家を建てて、住宅ローンを返済したいという考えの方が大半になり多いと思います。
例えばよくある事例として取り上げてみると。
・結婚してとりあえず現在の賃貸住宅に居住するにあたり、支払う家賃がもったいないので、できればこれから所有する持ち物にお金を投資したほうが、無駄な費用を支払わなくていいので、早く家を建てて少しでも早く住宅ローンを返済していきたいという考えの方。
・神様に家を建てる時期を見てもらい、今年中に建築工事を着工しないと年回りが悪くなり、又この時期を逃してしまうと、次の建築予定が3年後になってしまうなどの事情により、何としても年内に工事を着工しなければならない、といった神様や風水の考え方を最優先に考える方。
・保育園を隣町へ通わしていたこともあり、隣町に友達が多く小学校へ入学する際には、その友達のいる隣町の土地への引っ越しを最優先に考えると同時に、賃貸からマイホームを購入し、小学校入学までにはこの内容を実現したい、といった子供の成長段階を見据えて家を建てるタイミングを実行する方。
など、このような実例により、家を建てるにはそれぞれ何らかの理由がないと実行に移せないことが大半で、それなりの計画も必要なのですが、中には急な計画により、この日に着工してこの日までには完成させて引っ越しをしたいので・・・、などの目先だけの行く末で、一生に一度しかできない買い物と言われる、一戸建て住宅を簡単に建てる(購入)という考え方の人もいらっしゃいます。
ですがそのような中で工事を行ってしまうと、全てではないですが後々住んでからわかる、悔の残る資産にローンを返済していくという悲しい結果になってしまう可能性が高くなります。
それが住んでみてからわかる使い勝手の悪さや、建物自体への不信感など、例えば1年後に建具の建て合わせが悪くなる、床鳴りが発生する、壁紙(クロス)の割れが目立つなど、どれも木造住宅において初期段階での木の痩せや、乾燥収縮などの動きによるよくある事例なのですが、中にはその度合いのきつい案件もあり、言い訳もできないであろう実例もまのあたりにします。
初期段階ではもちろんアフターサービスなどにより、対応可能となりますが、これまた案件によっては、経年によりマイナス要素にしかならないような雰囲気を出している建物も中には存在します。
このように根本的な不動産への考え方は、住宅ローンや固定資産税金、経年から起きるであろう無駄な修理代などの、悪くいえばお金ばかりが出ていってしまう資産ではなく負債でしかない状態になってしまいます。
特に土地よりも建物の方が建ててからの資産価値はどんどん下がっていくので、同じ住むなら価値の下がりにくい、自身にとって住んでから価値が上がっていくような、自己満足感のある建物を目標とし造らなくてはいけません。
確かにいろいろな諸事情においての理由も良く解るのですが、たまたま依頼した先が、有力で良心的な建築会社なら問題はありませんが、なかなか全てにおいてそう上手い巡り合わせは期待できません。
やはり失敗のリスクを減らすためには、慌てずにウォーミングアップをしっかりと行い、ある程度の下調べを元に、ご自身の建物に対するコンセプトを固めて、その内容をプロに相談することにより、負債ではなく自身にとっては価値ある資産としての感覚が得られるので、住宅ローンを支払うことにも意味が出てくるのではないでしょうか。
つまり前述の内容を把握したときに、目先だけのこだわったタイミングだけではなく、建築する時期にあたっては早いも遅いもなく、本来ご自身の考え方と、信頼できる建築会社が見つかった時をタイミングとして、前もって家を建てる計画を踏まえ、いろいろな情報を得た中で、納得の行く家を建てようと思う時が本当のタイミングといえるのではないでしょうか。