【後悔しない家づくり】
昔から聞く話の中で、『家は3回建てて初めて満足のいく家ができる』とよく聞きますが、この表現する言葉の中には、やはり家造りに携わり体現することにより、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と回数が増えるほど、もちろん専門的な知識やイメージ、先読み出来る感覚などが養われるため、むしろ当たり前の表現にはなりますが、実際には住んでみて生活する上での、使い勝手の良し悪しが大きく影響していることから、さまざまな経験談を元に、大切な教訓として捉えることができると思います。
私の周りにも家を建てた後若しくは、購入後にご自身の家の工法や構造の確認、屋根材・外壁材などの種類やグレードの内容確認と、さらに掘り下げて、いろいろな質問や相談を受けることも多々あり、それらに関連する情報や知識の返答をするのですが、やはりどなたも家を建てる前よりも、家を建てた後にさらなる要望や疑問、こうしておけばよかった、何故こうしなかったのか、などと新居での新生活を始めることにより、初めてご自身の所有物であることに実感が湧き、生活することにより全てを実体験していくため、大なり小なり不満や違和感などは出てくるようです。
このようなことからやはり、『家は3回建てて初めて満足のいく家ができる』というこの言葉の持つ意味は、普遍的要素の一貫といっても過言ではないように思います。
ではこの教訓を考慮した上で、人生において一番高額な買い物であろう住宅購入を考えた際に、ある程度事前に情報収集を行うことにより、入居後の不満要素を少しでも減らすことができるのではないかと思います。
そこで今回は、後悔しない家造りの計画と考え方についてご紹介していきたいと思います。