【仮設工事】
住宅における仮設工事とは、どのような工事なのか、考え方としては、建物が完成した後に撤去されて、建築物として残らない物又は、その工事のことを仮設工事といいます。
例えば、建物の位置を出す縄張りや丁張り作業、墨出し、準備段階における隣地や道路との境界に設ける、仮囲いパネルや工事出入口の伸縮ゲート関係、工事期間中だけ専用に設ける仮設水道、仮設電気、仮設トイレ、仕上げ材に傷がつかないようにするための養生作業、外壁の工事をするために建物の外周に架かっている、仮設足場などがあげられます。
さらに、大型物件になると、工事用看板類、資材置き場や仮設倉庫、現場事務所、作業員詰所、それに伴う通信機材や設備機器、警備関係など、どの内容も工事を円滑に進めるために無くてはならない必要な工事になります。