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ハウスメーカーのこと

 

【みなさんが思うハウスメーカーのイメージはこんな感じ?】

 

 

ハウスメーカーで浮かんでくる良いイメージは、なんとなく近代的で、重厚感があり、デザイン性がよい。

 

 

又、なんといってもテレビCM、広告などの宣伝力から反映される知名度、さらに住宅展示場などの消費者向けへの完成イメージが分かるモデルルームの充実、そこから伝わる実績、安心感などが浮かんでくるのではないでしょうか。

 

 

又、悪いイメージとしては、やはり宣伝費、住宅展示場、イベント費などの営業ツールによって、どうしても建物の価格が高額で、それなのに自由設計などによるオプション設定に柔軟性がなく、敷居が高い。

 

 

などといったイメージがあると思います。

ハウスメーカーのメリット・デメリット

まず工事価格に関しては、それぞれのハウスメーカーによる独自の新商品の開発、技術開発、会社運営によるさまざまな営業経費が、そのまま工事原価にのってくるので、実際に工事価格が高くなるのは当然です。

 

 

又、顧客のニーズにあえば、自社ブランドが差別化をはかるので、他社との工事価格は比較できないし、中には特に大手ハウスメーカーによる技術開発が進み、ハウスメーカーの弱点だったともいえる、差別化をはかった独自の自由設計で、柔軟性も兼ね備え年々販売実績をあげています。

 

 

今では各社それぞれ自社ブランドとして値打ちがついているので、そのブランドを買うという考えの方の人も多いようです。

 

 

次にハウスメーカーの工事体系ですが、特に大手などは、特殊な自社ブランドに携わる工事は専属の専門工事業者で工事をするのと、やはり現場での工事中の印象や技術面など、職人さんのレベルは比較的高く行儀も良いといえるでしょう。

 

 

又、商品に関しても、費用をかけて外観、内観に独自のラインナップを揃え、組み合わせているだけあって、仕上がりのスタイリッシュ感、重厚感は期待通りといった感じです。

 

 

しかし無垢の素材や、手作り感を求める方には少し不向きかとおもわれます。

 

 

そういったあくまで職人の技術とは別なところで勝負をしている部分があるので、ある程度の企画化、パターン化、短縮化された工事内容が多くみられます。

 

 

メーカー独自の特殊工事を省けば、一般的なハウスメーカー、ビルダーは注文建築を手掛ける工務店よりも技術的に難易度は低いため、やはり営業ツールによるインパクト、新商品の開発といった独自の魅力を強みに、勝負をしているという感じが見受けられます。

 

 

ちなみに、規模の少し小さいハウスメーカー、ビルダーが行う建築工事は、実は地元の工務店が下請業者として建築工事を行っているものが大半なようです。

 

ケンシン
ケンシン
どうしてもハウスメーカー、ビルダーの家造りとなると、営業担当者の力量などはあまり関係なく、広告やテレビ・雑誌などといったメディアへの発信源を元に大きな安心感が生まれます。しかし工事内容自体は顧客の要望全体を工務店にまかせる形になってしまい、現場の指揮又は、技術的な伝達事項などは残念ながらまったく現場に反映できておらず、職人任せになりがちな管理体制であるように感じます。


 

最終的に仕上がれば家ですが、職人任せにすること自体現場の進捗内容はそれぞれ現場にもよりますが、かなりひどいものとなっている場合があるようです。

 

 

工務店側もハウスメーカーやビルダーの下請業者として工事を請負っているので、請負い物件により発注金額も圧迫した中で工事を行う場合が多いことから、現場への悪影響はどうしても避けることが出来ない傾向になってしまいます。

 

 

という内容から、やはりハウスメーカーで家を考えておられる方は、質を重視した独自の技術を独自で手掛ける力をもっている、ブランド型ハウスメーカーで考えた方が、価値のあるお金の使い方ができるとおもいます。

 

 

ただし、それぞれにブランド型ハウスメーカーも多いため、まずは自分のニーズを理解してくれるブランドを絞り込むようにしていきましょう。

 

 

又、量産型ハウスメーカーにもメリットはあるので、必ず事前に情報収集はしておきましょう。

 

 

それから、メンテナンスや保証関係については、各ハウスメーカーによってさまざまです。

 

 

一般的には品確法により、10年間は構造、雨漏りの保証はつくもので、住宅瑕疵担保保険加入も義務化で加入し保証も付いています。

 

 

中には、50年、60年といった保証をつけてくるハウスメーカーもあるみたいで、やはり保証力も強みとしています。

 

 

しかし、ある意味そこはハウスメーカーであり、宣伝効果を視野にいれてのアプローチや、構造以外のメンテナンス工事で、利益を考えている所もあるようなので、必ずどのような規約になっているのか事前に確認はしておきましょう。